テスラはマイクロンのメモリーチップを相当量確保したと明らかにした。メモリーの逼迫が続く中、自動運転、AI、Optimusの各プログラムにかかる供給圧力の緩和につながる可能性がある。
テスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、7月22日の2026年Q2決算説明会で、同社がマイクロン・テクノロジーから「相当量」のメモリーチップを「妥当な」条件で確保したと述べた。この合意は投資家を安心させたとみられ、マイクロン株は時間外取引で約2.5%上昇した。AI関連需要の強さを背景に、DRAMと高帯域幅メモリーの供給は引き続き逼迫している。テスラにとってメモリーは、自動運転システムで使うデータ処理や、人型ロボット「Optimus」計画の支援、さらに広範なAI開発を進める上で重要な投入資源である。今回の動きは、2026年7月6日にフォードと長期メモリー供給契約を締結した後、マイクロンが長期の自動車顧客確保を進めている流れにも加わるものだ。マイクロンは2035年までに米国内の生産能力に2500億ドル超を投資する計画を示しており、大手自動車メーカーとの供給契約は、需要の予見可能性を高める一方で、スポット市場の変動へのエクスポージャーを抑える可能性があるとしている。