アービトラム上でAFXプロトコルのブリッジが攻撃被害、約2415万USDC流出

アービトラム上でAFXプロトコルのブリッジが攻撃被害、約2415万USDC流出

AFXは、第三者運営のアービトラム向けブリッジでバリデーター鍵が侵害され約2400万ドルが盗まれたことを受け、資金の70%を返還すれば攻撃者に30%の報奨金を支払うと提案した。この提案はXに投稿され、オンチェーンでも送付された。

ETH
USDC
ARB

ファクトチェック
一次情報源であるBlockaidの発表は、Arbitrum上の@AFX_XYZがブリッジを通じて攻撃を受け、約2415万USDCが流出したこと、さらにBlockaidがアービトラムと連携して資金の封じ込めに取り組んでいることを直接確認している。Steven Goldfederの投稿は、アービトラムのネイティブブリッジが悪用されたのではなく、事案の発端がサードパーティープロトコルにあったことを裏付けている。時刻の不一致(7月23日北京時間5時30分と7月22日UTC21時30分)は、8時間の時差を踏まえれば整合的である。独立した2つの報道機関であるOdailyとPANewsも、すべての詳細を裏付けている。
要約

AFX Tradeは7月22日、プロトコルの第三者ブリッジに関連するバリデーター署名鍵が侵害され、約2415万USDCを失った。資金はアービトラムからイーサリアムへ移され、約12,467 ETHに交換された。その後AFXは、盗まれた資金の70%が返還されれば、残る30%に当たる約720万ドルを攻撃者が保持できるホワイトハット交渉を提案した。この提案はXで公表され、オンチェーンメッセージでも攻撃者のウォレットに送られた。今回の事案はアービトラムのネイティブブリッジや中核ネットワーク基盤には及んでおらず、Blockaidによれば2026年7月のハッキング被害総額は9700万ドル近くに達している。

用語解説
  • バリデーター署名鍵: ブリッジのバリデーターが送金やその他の操作を承認するために用いる暗号鍵。これが侵害されると、攻撃者が不正な出金を承認できる可能性がある。
  • 第三者ブリッジ: ブロックチェーンネットワークのネイティブブリッジ基盤ではなく、アプリケーションやプロトコルが運営するブリッジ。
  • ホワイトハット交渉: 盗まれた資金の返還と引き換えに報奨金を提示し、攻撃者をセキュリティ研究者として扱うことを前提に資産返還を促す交渉。