
サムスンはGalaxy Unpackedで、Samsung Walletが決済・リワード・デジタル資産へと機能を拡大する中でステーブルコイン対応を追加すると発表した。モックアップにはUSDCが示されたが、提供開始時期などの詳細はなお明らかにしていない。
サムスン電子は、Samsung Walletにステーブルコイン対応を追加する計画を明らかにした。これによりアプリは従来の決済機能を超えて拡張され、決済、リワード、デジタル資産を単一のモバイルウォレットに統合する取り組みが進む。サムスンは7月22日にロンドンで開催したGalaxy Unpackedで、この機能によってSamsung Walletに「新たな形のデジタル価値」を取り込むと説明し、CircleのUSDCを表示したモックアップも示した。ただし、Circleを提携先として確認せず、提供開始日、発行体、対応ブロックチェーン、サービスがカストディアル型かノンカストディアル型かについても明らかにしなかった。 今回の動きは、サムスン初の米国向けクレジットカード「Galaxy Card」の発表と同時に行われた。同カードはVisaネットワーク上でBarclaysが発行し、Samsung製品の購入で5%のキャッシュバック、Samsung Walletでの取引で3%のキャッシュバックを提供する。 サムスンのステーブルコイン対応は、より長期的な仮想通貨戦略の延長線上にある。2019年にKnoxベースの保管機能を導入し、2021年にはハードウェアウォレット接続に対応、さらに2025年にはCoinbase統合を通じて、米国の7,500万人のGalaxyユーザーが直接仮想通貨を購入できるようにした。 この発表は、施行から1年を迎えたGENIUS Actの下で、世界のステーブルコイン供給額が3,100億ドル近くに達している時期に行われた。