米国、年内にカナダ・メキシコと暫定通商合意を模索

ジェミソン・グリア米通商代表は上院財政委員会で、自動車や労働、環境規則を含むUSMCAのより厳しい改定は2027年まで先送りされる可能性が高いと述べた。

要約

米国は年末までにカナダ、メキシコと暫定的な通商取り決めの締結を目指す一方、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)のより難しい変更は2027年に持ち越す方針である。ジェミソン・グリア米通商代表は上院財政委員会で、より厄介な論点である自動車の原産地規則の厳格化や労働基準、環境規制については、翌年の議会との協議も含め、より長い協議期間が必要になると述べた。政権は「可能な限り迅速に」対応しており、12月までにトランプ大統領、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領、カナダのマーク・カーニー首相に選択肢を提示する計画だとしたが、暫定合意の範囲については明らかにしなかった。

用語解説
  • 米国・メキシコ・カナダ協定: NAFTAに代わる北米の通商協定。
  • 原産地規則: 製品がどこで生産されたものとして認定されるかを定める要件。