上期売上高は303.6億スイスフランとなり、市場予想を上回った。医薬品部門が成長をけん引し、スイスフラン高による報告ベース数値への圧迫がある中でも、スイスの製薬大手は通期ガイダンスを据え置いた。
ロシュは、為替一定ベースの上期売上高が6%増の303.6億スイスフランとなり、市場予想の302.7億スイスフランを上回ったことを受け、2026年のガイダンスを再確認した。医薬品部門が増収をけん引し、スイスフラン高が報告ベースの数値を圧迫する中でも、同社の見通しを下支えした。 すでに開示された業績では、グループ売上高はスイスフランベースで2%減だった一方、中核営業利益はCERベースで10%増の119億スイスフラン、IFRS営業利益はスイスフランベースで6%減の97億スイスフランとなった。中核希薄化後1株利益はCERベースで9%増加した一方、IFRS希薄化後1株利益はスイスフランベースで8%減少した。 医薬品部門の売上高は236億スイスフランで、CERベースで6%増加した。Xolair、Hemlibra、Ocrevus、Phesgo、Vabysmoが成長を主導した。診断部門の売上高は67億スイスフランで、CERベースで3%増となった。ロシュはまた、米国での5件の優先審査、第III相データの更新、診断製品の発売を含む規制面および開発パイプラインの進展を強調し、2026年のCERベース売上高成長率を中一桁台、中核1株利益成長率を高一桁台とする見通しを維持した。