スキャンセルはAIM上場を維持しつつナスダック上場を計画しており、メラノーマ治療プログラム向けに最大8900万ドルの調達を目指す。一方、Halper Sadehはニューフォリア株主に対して公正な条件と十分な開示が提供されているかを精査している。
Scancell Holdings plcとNeuphoria Therapeutics Inc.は、スキャンセルが全株式交換による合併でニューフォリアを買収すると発表した。統合後の新会社はティッカー「SCLT」でナスダックでの取引を計画し、スキャンセルのAIM上場は維持する方針で、株式と負債による資金調達で最大8900万ドルの確保を目指す。両社によると、資金調達に伴う新株発行とCLN転換の影響を除くベースで、既存のスキャンセル株主が統合会社の85.5%、既存のニューフォリア株主が14.5%を保有する見込みである。 スキャンセルによると、資金調達パッケージには3910万ドルの私募増資、約1200万ドルを調達する予定の英国でのプレースメント、最大300万ドルの個人投資家向け募集、ブラックロックが運用する一部ファンドおよび口座との非拘束的タームシートに基づく最大2500万ドルの負債性資金調達、さらにクロージング時点で少なくとも1000万ドルのニューフォリア保有現金が含まれる。米国上場関連取引の完了を前提に、取引費用控除前のプロフォーマ・ベースの純現金は約7910万ドルとなる見通しで、この資金によりメラノーマ候補薬iSCIB1+の第3相試験主要結果の2028年下期公表など主要マイルストーンまで事業運営を賄い、資金繰り余力は2029年まで延びるとしている。 これとは別に、Halper Sadeh LLCは提案中の合併について調査していると明らかにした。調査では、ニューフォリアと同社取締役会が連邦証券法および受託者責任を順守したか、株主が得られる最善の価格を受け取っているか、売却プロセスが公正で利益相反がないか、重要情報がすべて開示されているかに焦点を当てている。同法律事務所は、ニューフォリア株主のために対価の引き上げ、追加開示、その他の救済措置を求める可能性があるとした。