
CXMTの86億ドル規模の上海科創板デビューは、短期的に中国株式市場から投資資金を吸い上げる一方、メモリーチップメーカーとしての世界DRAM事業拡大を後押しする可能性がある。
長鑫科技としても知られるChangXin Memory Technologiesは、2026年7月27日に上海証券取引所の科創板で株式の取引を開始すると発表した。調達額は86億ドルで、今年これまででアジア最大のIPOとされる。アナリストは、この上場について、投資家が割り当て資金を捻出するため既存保有株を売却しており、短期的に中国株式市場の流動性を吸い上げていると指摘した。ただ、全体としては、この案件が単独で相場下落を引き起こしたというより、既存のテック株売りを一段と悪化させているとの見方が多い。さらに、この資金調達によりCXMTの生産能力拡張が加速し、世界DRAM市場での地位が強化される可能性があるとも述べた。