欧州中央銀行、預金ファシリティ金利を2.25%に据え置き

欧州中央銀行、預金ファシリティ金利を2.25%に据え置き

欧州中央銀行は7月23日、3つの主要政策金利を据え置くとともに、デジタルユーロのルールブックのバージョン0.91を公表した。2027年後半には12カ月のパイロット実施を予定している。

要約

欧州中央銀行は7月23日、市場予想通り、預金ファシリティ金利を2.25%、主要再融資オペ金利を2.40%、限界貸出ファシリティ金利を2.65%に据え置いた。金利据え置きとあわせて、欧州中央銀行はデジタルユーロのルールブックのバージョン0.91を公表し、ユーロ圏のCBDC(中央銀行デジタル通貨)に向けた進展を示した。欧州中央銀行は、政策判断は引き続き経済指標に基づき、あらかじめ決められた道筋ではなく会合ごとに行うと説明した。一方、資産購入プログラムとパンデミック緊急購入プログラムの下で償還資産の再投資を行わないことで、バランスシートの縮小は続いている。

用語解説
  • 預金ファシリティ金利: 銀行が欧州中央銀行に翌日物で預ける預金に対して受け取る金利。
  • CBDC(中央銀行デジタル通貨): 中央銀行が発行するデジタル通貨。
  • 受動的縮小: 満期を迎えた資産を再投資しないことでバランスシートを縮小すること。