USDTネイティブのレイヤー1は、ミームコイン需要の高まりを受け、Bitfinex、ペイパル(PayPal)ベンチャーズ、テザー(USDT)支援のネットワーク上でブリッジ流動性とRPCの強化を優先している。
StableChainは2026年7月23日、過去24時間のネットワーク処理件数が16万7000件を超えたと発表した。活動の大半は、同チェーンの注目ミームコインとされるFEFERが牽引したという。需要拡大に対応するため、ブリッジ向け流動性の拡充とRPC性能の強化を進めているとした。 この急増は、USDTネイティブのレイヤー1にとって重要な試金石である。同ネットワークは、ステーブルコイン決済、1秒未満のファイナリティ、高スループットを柱に2025年後半にメインネットを立ち上げた。StableChainは取引手数料にUSDTを直接用いる設計で、ガス代の変動を抑えつつ、機関投資家向け決済と個人向けDeFi(分散型金融)活動の双方に対応することを目指している。立ち上げ初期には20億ドル超の事前預け入れコミットメントと、数千件のスマートコントラクト展開を集めた。 直近の利用拡大の主因はFEFERである。同トークンの時価総額は一時1100万ドルに達し、保有者数は5000を超えた。ミームコイン取引が若いネットワーク上の活動立ち上げを後押ししていることを示している。 この動きは、2026年に見られるより広範な傾向にも合致する。新興ブロックチェーンがミームコイン投機を通じて流動性とユーザー活動を構築しているためである。StableChainは、今後数週間が現在の需要急増を、より厚い流動性とバイラルトークン以外への用途拡大につなげられるかを見極める局面になるとした。