欧州中央銀行、新ユーロ圏紙幣のデザイン案10種を公表

欧州中央銀行は年内の最終デザイン決定に先立ち、一般からの意見募集を進めており、最終候補のテーマには「欧州文化」と「川と鳥」が含まれる。これは2002年以来初のユーロ紙幣全面刷新となる。

要約

欧州中央銀行は、新世代のユーロ圏紙幣の最終候補10デザインを公表し、9月21日まで一般から意見を募ったうえで、年末までに採用案を決定する。提案は「欧州文化」と「川と鳥」の2テーマに分かれ、一方ではマリア・スクウォドフスカ=キュリー、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、レオナルド・ダ・ヴィンチらを採用し、もう一方ではカワセミやコウノトリなどの鳥を前面に打ち出している。ユーロ紙幣の全面的な刷新は、2002年の初回発行以来初めてである。欧州中央銀行によれば、裏面には芸術、科学、余暇に関連する自然や公共生活の場面が描かれ、最終デザイン決定後、新紙幣の流通開始までには数年を要する見通しである。既存の紙幣は価値を維持し、新シリーズと並行して流通し続ける。

用語解説