マイクロソフトとDatabricks、Azure AI統合強化へ複数年提携を延長

Databricksは、この提携が2030年代まで続くとし、マイクロソフトが同社のAIツールを製品全体にさらに組み込むのに伴い、AzureおよびAzure Cobaltの利用が拡大すると述べた。

要約

マイクロソフトとDatabricksは戦略的提携を拡大した。Databricksによれば、この契約は2030年代まで続き、中核業務、分析、AIワークロードでのAzure活用を深める一方、マイクロソフト製品群全体でDatabricksのツール統合を広げる内容である。この動きは、2018年にAzure Databricksの開始で始まった関係を基盤としつつ、Databricksがデータ集約型およびエージェント型AIワークロード向けに、マイクロソフトのArmベース独自プロセッサーであるAzure Cobaltの利用を増やす中で、より明確なインフラ利用の確約を加えるものとなる。マイクロソフトのCommercial Business部門CEOであるJudson Althoffは、Azure DatabricksとCobalt搭載インフラへの投資が深まることで、顧客はより高い性能、効率、拡張性を得られると述べた。企業によるAI導入が加速する中での提携であり、Databricksがマイクロソフトのクラウド事業において重要な存在であることを浮き彫りにしている。Databricksは先週、同社評価額を1880億ドルとする資金調達ラウンドを承認したと発表しており、今夏後半の完了を見込む。また、同社プラットフォームは世界で2万超の組織に利用されており、その中にはFortune 500の70%が含まれるとしている。

用語解説
  • エージェント型AI: 限られた人の介入で、自律的に複数段階のタスクを実行するよう設計されたAIシステム。
  • Azure Cobalt: クラウドコンピューティングのワークロード処理に用いられる、マイクロソフトのArmベース独自プロセッサー。