オランダのエンジニアリング・コンサルタント会社アーカディスは、同社を過小評価し、戦略面や取引成立確実性への懸念があるとして1株当たり48.5ユーロの先行提案を全会一致で退けた後、WSPによる現金と株式を組み合わせた修正後の法的拘束力のない提案を精査している。
アーカディスは、ロイターが先に報じたWSPやプライベートエクイティ勢による買収関心を受け、カナダのWSPグローバルから、同社の全発行済み株式を対象に1株当たり51.5ユーロの現金およびWSP株で取得する、2度目の非要請・条件付き・法的拘束力のない提案を受け取ったと発表した。アーカディスは、経営委員会と監査役会がアドバイザーとともに修正提案を精査しているとし、これに先立ち1株当たり48.5ユーロの提案については、同社を根本的に過小評価しており、戦略面の整合性、企業文化の適合性、取引成立の確実性、その他ステークホルダーの利益に関する懸念が解消されていないとして全会一致で拒否したと説明した。会社側は、現時点で決定は下しておらず、自社の戦略と中期見通しによってWSP提案が示す水準を上回る価値を実現できるとの確信を維持していると述べた。