ミレアセット系、Korbitの株式92.06%取得で筆頭株主に

ミレアセットは持ち株比率を97%へ引き上げる手続きを完了し、KorbitをDigital Xへ改称した。トークン化資産、ステーブルコイン、より広範なデジタル金融の中核拠点として位置付ける。

要約

ミレアセットは、韓国の仮想通貨取引所Korbitの約97%の買収を完了した。当初完了していた92.06%の保有比率を上回ると見込まれていた追加株式取得を最終的に完了した形である。同社はKorbitをDigital Xへ改称し、実物資産のトークン化、セキュリティトークンオファリング、ステーブルコイン、伝統的資産商品を中核とする、より広範なデジタル金融プラットフォームへ事業を転換する。Herald Businessによれば、ミレアセット創業者でグローバル戦略責任者の朴炫柱氏は社内メールで、新組織をデジタル資産と伝統金融を組み合わせるグループの「Mirae Asset 3.0」戦略の中核と位置付けた。韓国で仮想通貨とトークン化証券に関するルール整備が進むなか、ミレアセットはマネーロンダリング対策、顧客確認、情報セキュリティ、不正検知も優先するとしている。Korbitは、買収後も既存サービスを変更なく継続すると説明している。

用語解説
  • 実物資産: 証券や不動産など、デジタル金融インフラ上で表現または連動される資産。
  • セキュリティトークンオファリング: 規制対象の投資持分を表すデジタル資産を用いたトークン型の発行スキーム。
  • ステーブルコイン: 通常は法定通貨や類似の参照資産に連動することで、価値の安定維持を目指すデジタルトークン。