
コーリー・クリップステン氏は、NYSE上場のビットコイン財務企業におけるジャック・マラーズ氏の役割は主に宣伝だったと述べる一方、テザー(USDT)がTwenty Oneを米国での政治的目的に利用しているとの主張については証拠を示さなかった。
スワン・ビットコインのCEO、コーリー・クリップステン氏は、テザー・インベストメンツが支援する米国拠点の上場ビットコイン財務企業Twenty Oneを、テザー(USDT)が実質的に支配していると非難し、同社が米国でテザー(USDT)の利益を推進するために利用されていると述べた。木曜日配信のポッドキャスト「The Starting Block」で、クリップステン氏は、テザー(USDT)は「ある程度それを分かりにくくしている」としつつ、Twenty Oneはステーブルコイン発行体にとって米国での受け皿として機能していると主張した。同氏は、同社が政治的理由で利用されているとの主張について証拠を示さなかった。 この発言は、ジャック・マラーズ氏がTwenty OneのCEOを退任してから数日後に出たものである。クリップステン氏はマラーズ氏の立場を「儀礼的」と表現し、Strike創業者の主な仕事は同社株の宣伝だったと述べた。また、マラーズ氏の退任は本人の判断ではないとの見方も示した。マラーズ氏はソーシャルメディアへの投稿で「Twenty OneのCEOを退任することを決めた。私のライフワークは引き続きビットコインだ。私のビットコイン企業はStrikeだ。仕事は続く」と述べた。 Twenty Oneは昨年、Cantor Equity PartnersとのSPAC(特別買収目的会社)合併(シェルカンパニー経由の上場)によって設立され、36億ドル相当のビットコインを貸借対照表に計上して始動した。これは当時、上場企業の中で3番目に多いビットコイン保有量だった。同社はニューヨーク証券取引所でティッカーシンボル「XXI」で取引されている。世界最大のステーブルコインUSDTを発行するテザー(USDT)は、大半の米国居住者によるプラットフォームへの直接アクセスを制限しているが、米国内市場向けのUSAT立ち上げやTwenty Oneへの支援を通じて、米国での存在感を拡大している。