
この取引により、Pokeの親会社の評価額は9桁ドル台前半となり、主要メッセージングアプリで利用可能なテキストベースのAIアシスタントが、Cognitionのエンタープライズ重視の事業領域に加わる。
Cognition AIは、メッセージングアシスタント「Poke」の開発元であるThe Interaction Companyを、同スタートアップの評価額を9桁ドル台前半とする条件で買収した。この取引により、自律型ソフトウェアエンジニアリングエージェント「Devin」以外への展開を広げる同社の製品群に、消費者向けスタイルのテキストベースAI製品が加わる。 Pokeは2026年3月のベータ期間を経て同年初めに立ち上げられ、iMessage、WhatsApp、Telegramを通じてAIアシスタントとやり取りできる仕組みにより支持を広げた。同スタートアップは2025年9月、評価額1億ドルで1500万ドルのシードラウンドを実施し、Spark CapitalとGeneral Catalystが出資した。Cognition共同創業者のScott Wuもエンジェル投資家として参加していた。その後の資金調達ラウンドで、Pokeのポストマネー評価額は3億ドルに達した。 2026年6月、PokeはAppleのMessages for Businessプラットフォームで承認された初のスタンドアロン型AIエージェントとなった。これは、消費者向けAIにおいて流通経路とプラットフォーム承認の重要性を示す節目である。7月23日に発表された今回の買収により、このメッセージング第一のモデルがCognitionのエンタープライズ重視の事業領域に組み込まれる。