ボストン連邦住宅貸付銀行、前払融資が450億ドルに増加し第2四半期純利益4520万ドルを計上

協同組織型の貸し手である同行は、2026年6月30日時点の総資産が773億ドルに拡大し、会員による前払融資需要と住宅ローン売却が住宅・地域投資拠出を下支えしたと述べた。

要約

ボストン連邦住宅貸付銀行は、2026年第2四半期の暫定・未監査の純利益が4520万ドルとなり、前年同期の4700万ドルから減少したと発表した。信用損失引当金控除後の純金利収入の減少を、裁量的な住宅・地域投資プログラム費用の縮小で一部補ったことが背景である。同行によると、会員による前払融資需要の拡大と、Mortgage Partnership Financeプログラムを通じた住宅用モーゲージローン売却の増加が収益を支え、法定のAffordable Housing Program拠出金500万ドル、任意のAHP拠出金190万ドル、さらに裁量的な住宅・地域投資プログラム向け1740万ドルの原資確保に寄与した。信用損失引当金控除後の純金利収入は9780万ドルから9330万ドルに減少した。短期金利の低下と前払融資平均残高の28億ドル減少が主因で、モーゲージ担保証券平均残高とモーゲージローン平均残高の増加が一部相殺した。総資産は2025年末の688億ドルから2026年6月30日時点で773億ドルに増加し、前払融資は388億ドルから450億ドルに、総資本は38億ドルから41億ドルにそれぞれ拡大した。同行は、すべての規制資本比率を順守しており、2026年3月31日時点の直近情報に基づき監督当局から十分な資本水準にあると分類されていると述べた。取締役会は年率利回り6.67%の配当を決議しており、支払日は2026年8月4日である。同行は来月、米証券取引委員会にForm 10-Qを提出する見通しである。

用語解説
  • 前払融資: 連邦住宅貸付銀行が会員金融機関に提供する担保付融資。
  • Mortgage Partnership Finance program: 会員金融機関が住宅用モーゲージローンを同行に売却できるプログラム。
  • 純金利スプレッド: 貸し手が資産から得る利回りと資金調達コストの差を百分率で示したもの。