Foundation Future Industries、軍事・産業向けヒューマノイドロボットでAMDと提携

同スタートアップによると、AMDのRyzen AI Embedded X100チップをPhantom MK-2に搭載し、防衛・産業用途を狙う。ウクライナでの偵察任務への投入や、新工場建設の節目にも注目が集まっている。

要約

Foundation Future Industriesは、軍事・産業用途のヒューマノイドロボット「Phantom MK-2」に、AMDのRyzen AI Embedded X100 Seriesプロセッサーを採用するため、同社と提携したと発表した。2024年設立の同スタートアップは、Phantom MK-1が2025年に24,000台超の自動車製造に貢献したほか、同ロボットの派生モデルが2026年2月にウクライナで偵察任務に初投入されたとしている。Foundationによれば、米国防総省との契約で2400万ドルを確保しており、年産5,000台のPhantomロボットを製造できる工場を10月に開設する計画で、その後、来年初めには年産50,000台の別施設の建設に着手する予定である。サンカエト・パサックCEOは以前ロイターに対し、産業用ロボットは年間約10万ドルでリースされる一方、資材搬送や偵察向けの防衛用ロボットは1台30万ドルで政府に販売されると述べていた。今年初めから投資家であり、同社の最高戦略顧問を務めるエリック・トランプ氏は、利益相反の可能性を巡って精査を受けている、トランプ大統領一族による防衛関連企業への広範な投資の一角を成している。

用語解説
  • Ryzen AI Embedded X100 Series processors: デバイスや機械における組み込み型AIワークロード向けに設計されたAMD製チップ
  • humanoid robot: 人間に似た身体構造と動作を備えるよう設計されたロボット
  • reconnaissance: 地形、脅威、標的を把握するために行う軍の情報収集任務