テスラが15%急落、決算未達で時価総額2000億ドル消失

四半期決算の低調を受け、テスラは2022年以来最悪の週を終えた。一方、SpaceXはスターシップV3の試験飛行延期を控えて一段安となり、イーロン・マスクの資産は約1300億ドル減少した。

要約

テスラ株は週間で18%下落し、金曜日に313.03ドルで取引を終えた。市場予想を下回る第2四半期決算を受け、電気自動車メーカーとしては2022年以来最悪の週間下落率となった。ロボタクシーや人型ロボット、大規模な半導体工場などへの支出拡大で同社のキャッシュフローはマイナスに転じ、イーロン・マスクの長期的な賭けがどの程度回収につながるのかとの投資家懸念が強まった。SpaceXも過去5営業日で7.2%下落し、115.07ドルと先月の過去最大規模のIPO以来の安値を付けた。全長約400フィートのスターシップV3ロケットの13回目の試験飛行が延期されたことも重荷となった。両社株の下落により、世界初の兆万長者となってから数週間後のマスクの資産は約1300億ドル目減りした。

用語解説
  • フリーキャッシュフロー: 企業が営業費用と設備投資の支出後に生み出す現金で、財務の柔軟性を測る指標としてよく用いられる。
  • スターシップV3: 衛星打ち上げや将来の月・火星ミッション向けに設計された、SpaceXの完全再使用型大型ロケットの改良版。