米国がキューバ関連の9団体と2個人に制裁

木曜に発表された措置は、キューバの金融、エネルギー、医療部門の関係者を標的とし、別途の米国指定ではムスリム同胞団とハマスの資金調達網とされる組織にも打撃を与えた。

要約

米国は木曜、キューバ政府が経済の重要部門に対する支配を維持し、海外労働を搾取するのを支援したとして、9団体と2個人に制裁を科した。トランプ大統領の大統領令に基づいて実施されたこの措置は、キューバの金融、エネルギー、医療部門の関係者に焦点を当てている。マルコ・ルビオ国務長官は、標的となった4団体が軍と連携する複合企業GAESAの制裁逃れに関与していたと述べるとともに、ハバナの海外医療旅団に従事するキューバ人要員の「搾取と強制労働」に責任があると見なされる者も対象に含まれるとした。ルビオ氏は、ハバナが米国の政治体制に対して数十年にわたり転覆工作を試みてきたとする最近の機関報告を引き合いに出し、キューバ政府は依然として米国の国家安全保障と西半球の安定に対する「根深く多面的な脅威」であり続けていると述べた。今回の動きは、米国が今週初めにキューバが数十年に及ぶスパイ活動を行っていたと非難したことに続くもので、財務省が以前、ミゲル・ディアスカネル大統領や、元指導者ラウル・カストロの親族を含む側近数人に制裁を科していた後に行われた。これとは別に、ワシントンは、ハマスとムスリム同胞団に資金を供給するフロント組織を運営していたとして非難した個人・団体にも制裁を科し、その中にはマフムード・アルアビヤリのほか、ハマスに「物的支援」を提供したとされるエジプト国外の3個人と3団体が含まれる。

用語解説
  • 制裁: 標的となる主体の経済活動を制限する政府の制裁措置
  • GAESA: 今回の制裁で言及された、軍と連携するキューバの複合企業
  • 医療旅団: 海外で要員を活動させるキューバの医療ミッション