エノバ、第2四半期売上高が22%増、2026年見通しを引き上げ

第2四半期の純利益は1億500万ドルに増加し、融資実行額は23億ドルに達した。一方、計画中のグラスホッパー・バンク買収を巡り、当局との協議を継続しているとした。

要約

エノバ・インターナショナルは2026年第2四半期決算で増収増益を確保し、売上高は22%増の9億2900万ドル、純利益は38%増の1億500万ドル(希薄化後1株利益4.00ドル)となった。非GAAPベースの調整後1株利益は33%増の4.31ドルとなり、スティーブ・カニンガム最高経営責任者(CEO)が述べたところによれば、前年同期比で調整後EPSが30%以上伸びる四半期は8期連続となった。オンライン融資会社である同社は、堅調な融資実行額の伸びと良好な信用動向が収益性を押し上げたとし、スコット・コーネリス最高財務責任者(CFO)は通期見通しを引き上げると述べた。 信用指標は引き続き堅調であった。純収益マージンは前年同期の58%から61%に改善し、連結純貸倒償却率は8.1%から7.3%に低下した。また、30日超延滞率と公正価値プレミアムの安定推移が、安定した信用見通しを裏付けているとした。保有融資と保証融資を含む非GAAPベースのポートフォリオ指標である全社合算の貸付金・金融債権残高は、2025年第2四半期末比28%増の過去最高55億ドルとなり、四半期の融資実行額は23億ドルだった。 エノバは普通株1900万ドル相当を買い戻したほか、6月30日時点の流動性は、現金、市場性有価証券、利用可能なファシリティ枠を含め9億2900万ドルだったとした。計画中のグラスホッパー・バンク買収については、当局と建設的な対話を継続しており、年内の完了を見込むとともに、完了後早期に取引シナジーの実現を開始する方針を示した。

用語解説
  • 調整後EBITDA: 特定の費用を除外した利益指標
  • 純貸倒償却率: 純額ベースの貸倒償却が融資に占める比率
  • 30日超延滞率: 30日以上延滞している融資の割合