SAPの第2四半期売上高が増加、クラウド受注残の伸びが予想上回る

ドイツのソフトウエア大手SAPは第2四半期売上高が98億8000万ユーロとなり、クラウド売上高は22%増、為替一定ベースの現在のクラウド受注残は26%増となった一方、連続ベースでの成長鈍化を受け通期の営業利益見通しを引き下げた。

要約

SAPは第2四半期の非IFRS売上高が前年同期比9.4%増の98億8000万ユーロと発表した。クラウド売上高は22%増の62億8000万ユーロだった。為替一定ベースの現在のクラウド受注残は26%増となり、市場予想のおよそ24%を上回った。人工知能がクラウド成長を阻害するとの懸念が和らぎ、SAP株は6.28%上昇した。一方で、SAPは連続ベースでの成長鈍化を理由に通期の営業利益見通しを引き下げた。

用語解説
  • 現在のクラウド受注残: 既存契約に基づく今後1年間のクラウド売上見込み。
  • 為替一定ベース: 為替変動の影響を除いて測定した成長率。
  • 非IFRS: 一部の標準的な会計項目を除外した利益指標。