速報値では、輸出受注の減少が続く中でも、国内需要の強まりと新規顧客の獲得に支えられ、7月の製造業活動は拡大基調を維持したことが示された。
速報値によると、オーストラリアの製造業PMIは2026年7月に前月の51.5から51.7へ上昇し、4カ月連続の拡大となるとともに、1月以来の最も強い伸びを記録した。改善は、国内需要の底堅さと新規顧客の獲得に支えられた5カ月ぶりの新規受注増加が追い風となり、雇用も4月以来の最速ペースで増加した。一方で、輸出受注は引き続き減少し、外需の弱さが続いていることを示した。燃料、石油、原材料、賃金コストの上昇が続く中でも、コスト圧力は2月以来の低水準に緩和し、製造業各社の販売価格引き上げペースも6月より鈍化した。企業景況感はわずかに改善したものの、経済の不確実性を背景に低調なままであった。