ウクライナの攻撃でWildberriesの8拠点被弾、ロシアの中小企業を圧迫

7月18日以降の攻撃でWildberriesの保管能力の10%超が損傷し、9人が死亡したほか、一部の出店者は数百万ルーブル規模の損失と支払い不能の可能性に直面している。

要約

ウクライナのドローン攻撃により、7月18日以降でWildberriesの倉庫8カ所が被弾し、ロシアの同オンライン小売業者の保管能力の10%超を占める施設が損傷した。これにより9人が死亡し、同マーケットプレイスに依存する数千の中小企業の事業が混乱している。ファッションデザイナーのViktoria Terekhova氏や衣料品ブランド共同創業者のOleg Kondratyev氏ら出店者はロイターに対し、それぞれ約1000万ルーブルと約500万ルーブル相当の在庫を失い、借入金の返済や納税義務への対応に苦慮する一方、補償が受けられるか見極めを迫られていると語った。

用語解説
  • 不可抗力: Wildberriesの取引条件ではドローン攻撃を含む、当事者の責任を免除し得る異常事態を対象とする契約条項。
  • VAT: 企業が徴収して納付する付加価値税で、運営コストや資金繰りに影響する。
  • 保管能力: 物流ネットワークが、出店者の商品を発送前に保管するために利用できる倉庫スペースの量。