フランスの製薬大手は、新たな最高経営責任者の下でパイプラインを見直す中、これまでに得られた有効性と安全性のデータでは、この湿疹治療薬の開発継続を支持しないとした。
サノフィは、これまでに得られた有効性と安全性のデータがこの湿疹治療薬のさらなる開発を支持しないと判断し、アトピー性皮膚炎におけるamlitelimabの規制当局承認を申請しないと発表した。フランスの製薬会社である同社は、新たな最高経営責任者の就任を受けてパイプラインを見直す中での決定だと説明した。サノフィはこれまでに、中等症から重症のアトピー性皮膚炎を対象とするamlitelimabの臨床開発を中止し、世界各国での規制審査に同治療薬を提出しない方針を示していた。一方で、12歳以上の患者において再発なく臨床反応が維持されたことを示す長期延長試験データや、従来の知見と整合的な安全性プロファイルが得られていた。同社は、この薬剤が現在の標準治療に対して意味のある改善をもたらさないとしているが、第2相のセリアック病試験は2026年下期の結果公表に向けて継続している。