フォルクスワーゲン、Q2利益9.5%減で2026年の増収見通しを撤回

関税と中国勢との競争激化が収益を圧迫する中、同社は今年の売上高が最大3%減少するとの見通しを示した。従来は最大3%の増収を見込んでいた。

要約

フォルクスワーゲンは、第2四半期利益が9.5%減少したことを受け、2026年の増収見通しを撤回した。関税、中国勢との競争激化、業界全体の減速による圧力の高まりが鮮明になった格好である。同社は今年の売上高について、従来の最大3%増から一転して最大3%減を見込む一方、営業利益率の見通しは4.0%~5.5%に据え置いた。4〜6月期の営業利益は35億ユーロで、Visible Alpha調査の予想39億ユーロを下回った。オリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は、コスト競争力の強化に向けて10万人の人員削減案を含む抜本的な事業再編を進めていると述べ、地政学的危機、貿易摩擦、高水準の規制要件、市場の変動、競争激化を背景に事業環境は極めて厳しいとの認識を示した。

用語解説