スウェーデンの警備サービス会社は、利益率の改善、キャッシュ創出力の強化、テクノロジー関連事業の拡大を報告した一方、調整後の既存事業売上高成長率は3%となり、SCISの政府向け事業の縮小撤退は計画通り進んでいるとした。
セキュリタスは第2四半期の中核利益が市場予想を下回った。報告ベースの既存事業売上高成長率は停滞したものの、利益率とキャッシュ創出力は改善し、テクノロジー関連事業も堅調を維持した。スウェーデンの警備サービス会社が4〜6月期に計上したEBITAは28.2億スウェーデンクローナと、前年同期の28.0億クローナから小幅増となったが、自社ウェブサイトで公表したアナリスト調査の平均予想29.1億クローナを下回った。売上高は378.4億クローナと前年同期の385.6億クローナから減少し、既存事業売上高成長率は5%から0%に低下した。一方、調整後の既存事業売上高成長率は3%だった。 営業利益率は7.3%から7.5%に改善し、調整後営業利益率も前年同期の7.5%から7.6%に上昇した。1株利益は2.56クローナから2.88クローナに増加し、比較可能性に影響する項目を除くベースでは2.79クローナから2.94クローナとなった。営業活動によるキャッシュフローは当四半期の営業利益の87%に相当し、前年同期の106%を下回った。 マグヌス・アールクビスト最高経営責任者(CEO)は、北米の成長はガーディング事業部門とテクノロジー事業部門の双方に支えられた一方、欧州ではポートフォリオ管理施策が成長の重荷になったと述べた。テクノロジーおよびソリューションの実質売上高成長率は、北米テクノロジー事業に支えられて当四半期に5%となった。グローバル・テクノロジー事業では設置案件の受注と受注残が力強い伸びを示したと同社は説明した。 上期では売上高が740.5億クローナ、償却前営業利益が52.8億クローナとなり、1株利益は4.86クローナから5.68クローナに上昇した。純有利子負債のEBITDA倍率は2.4倍から2.2倍に改善した。セキュリタスはまた、SCISの政府向け事業の縮小撤退が計画通り進行しており、年末までに完了する見込みだとした。欧州の採算不振契約に関連するポートフォリオ施策も第2四半期に完了した。グループは別途、2030年までの財務目標を更新し、景気循環を通じた1株利益の平均年間成長率を10%とする新たな主要目標を盛り込んだ。