EU、ベラルーシ向けMiCA仮想通貨禁止を拡大しHTXとA7へのロシア制裁も強化

EU、ベラルーシ向けMiCA仮想通貨禁止を拡大しHTXとA7へのロシア制裁も強化

EUの最新制裁パッケージは、8月23日からHTXとの取引を禁止し、ロシアの制裁逃れに使われる第三国の仮想通貨事業者を制限できる新たな仕組みを導入した。さらに、ベラルーシに関連するMiCA上の所有制限も拡大した。

ファクトチェック
EUR-Lex官報に掲載された「理事会決定(CFSP)2026/1847」の本文は、この主張の全要素を直接裏付けている。すなわち、MiCA規則(EU)2023/1114で定義されるあらゆる暗号資産サービスを提供するEU域内法人について、ベラルーシ国民または居住者が所有、支配、または統治機関の役職に就くことを禁じる措置を2026年8月25日まで延長し、同決定は2026年7月24日に発効した。これは、従来はウォレット、口座、カストディーサービスに限定されていた既存の制限を拡大するものであり、Cointelegraphの「EU Widens Belarus Crypto Ownership Ban Under MiCA」もこれを裏付けている。唯一の細かなニュアンスは、この禁止措置の対象が一般的な「MiCA企業」ではなく、仮想通貨サービスを提供するEU域内設立法人である点だが、主張の実質とは整合している。
    参考12
要約

欧州連合(EU)はロシアとベラルーシに対する仮想通貨関連制裁を拡大し、HTXの運営主体であるHuobi Global S.A.を8月23日からEUの取引禁止対象とした。また、ロシアの制裁逃れを支援するためにサービスが利用されていると判断された場合、第三国全体の仮想通貨事業者をブリュッセルが制限できる新たな仕組みも導入した。このパッケージでは、複数の非EU法域で事業を行う14の仮想通貨関連プラットフォームに取引制限を拡大し、A7決済ネットワークとA7A5ステーブルコインに関連する新たな指定も追加した。加えて、ベラルーシ制裁も別途拡大され、8月25日からベラルーシ国民および居住者はMiCA認可済みの仮想通貨企業を所有、支配、管理できなくなる。

用語解説
  • MiCA: 欧州連合における暗号資産市場およびサービスプロバイダー向けの規制枠組み。
  • transaction ban: 指定された当事者が標的となった主体と取引することを禁じる制裁措置。
  • third-country crypto providers: 欧州連合域外に拠点を置き、当局がロシアの制裁逃れを支援していると判断した場合にEUの取引制限対象となり得る暗号資産サービスプロバイダー。