欧州中央銀行、中央銀行向けレポ制度を拡充

この措置により、ユーロ圏の「最後の貸し手」型の流動性バックストップはユーロ圏外にも広がり、越境資金供給支援における中央銀行の役割拡大を示した。

要約

欧州中央銀行は中央銀行向けのレポ制度を拡充し、ユーロ圏外にも流動性バックストップとしての役割を広げた。今回の見直しは、参加相手先の拡大と融資余力の増強を伴うもので、資金調達環境が悪化した場合に欧州中央銀行が緊急の市場流動性を供給する機能の広がりを示している。短期資金市場でレポ経路が引き続き中核を担う中、今回の動きは欧州中央銀行がより広範な越境安定化機能を担いつつあることを示唆している。

用語解説
  • レポ制度: 担保を差し入れて短期資金を調達する仕組み。
  • 流動性バックストップ: 市場が混乱した際の緊急資金供給支援。
  • ユーロ圏: ユーロを使用する国々の集まり。