Raydium、Superstateを初の提携先にソラナ上で認可制AMMを開始

Raydium、Superstateを初の提携先にソラナ上で認可制AMMを開始

ソラナ上の新たな取引基盤により、発行体は別個の取引所を構築せずにRaydium上でKYC(顧客身元確認)管理を適用し、規制対象資産を上場できる。Superstateはこれをトークン化株式に活用する。

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ファクトチェック
この主張を構成する要素はすべて確認できる。Raydium Xの公式記事「Permissioned AMM: Bringing Permissioned Assets Onchain」のタイトルと要約では、SuperstateがRaydiumのPermissioned Poolsと統合する最初の規制対応インフラ参加者であることが示されている。Odailyは、発行体が独自の取引基盤を持たずにソラナ上でKYC(顧客身元確認)制限付きの規制資産を展開できること、またSuperstate(SEC(証券取引委員会)登録の移転代理人)が自社のOpening Bellオンチェーン株式で初の統合事例であることを確認している。Coincuも、ソラナ上におけるゲート付きでコンプライアンス重視のプールの仕組みを独自に裏付けている。Superstate自身の同日付ニュースルーム投稿も、トークン化株式とAMMへの関与を裏付けている。
要約

Raydiumはソラナ上でPermissioned AMMsを開始し、KYC(顧客身元確認)でアクセスを制限する資産や規制対象資産向けに、アクセス制御型の取引フレームワークを追加した。これにより、こうした市場をパブリックなブロックチェーン基盤上に維持できる。発行体は投資家の適格性を定義し、そのルールをスマートコントラクトで執行し、承認済みウォレットにプールの活動を限定できるため、完全にオープンなAMMプールよりもコンプライアンス要件と整合的なセカンダリー取引が可能になる。 Superstateは、自社のOpening Bellプラットフォームを通じてこの基盤を統合する最初の提携先となった。同プラットフォームは、公募登録されたトークン化株式をブロックチェーン上で直接発行するよう設計されている。この統合により、承認済み投資家はRaydium上でトークン化株式を取引できる一方、Superstateが所有記録とコンプライアンス要件を管理する。同社は、価格を追随するシンセティック商品ではなく、ネイティブにトークン化された証券に注力しているとし、規制対象資産向けインフラでユニスワップ、Orca、アーベ、Morpho、Kaminoとも連携してきた。 今回の開始により、Raydiumはトークン化株式やファンド、そのほかの実物資産(RWA)向けに認可制のDeFi(分散型金融)取引基盤を整備する広範な流れに加わった。Orcaは5月27日にStreamexとともにソラナ上で認可制プールを開始し、ユニスワップ・ラボは7月23日にUniswap v4向けのPermissioned Poolsを発表した。こうした動きの背景には、トークン化への業界の関心の高まりがある。Ark Investは「Big Ideas 2026」レポートで、トークン化資産が2030年までに190億ドルから11兆ドルへ拡大する可能性があると試算した。一方、ソラナは最近、実物資産(RWA)の保有者数31万1000、実物資産(RWA)価値35億ドル、トークン化資産の種類2,500超に達した。

用語解説
  • 認可制AMM: 発行体が定めた適格性ルールを満たすウォレットにのみ、取引や流動性アクセスを制限する自動マーケットメーカー。
  • トークン化株式: シンセティックな価格連動商品ではなく、株式証券そのものをブロックチェーン上で直接表現したもの。
  • 実物資産: 株式やファンドなどの伝統的な金融資産や現実資産をオンチェーンで表現したもの。