バイナンス、ETF無期限先物の取引高が1160億ドル突破、市場シェア74%に上昇

バイナンス・リサーチによると、ETF無期限先物は仮想通貨取引所全体のTradFi無期限先物取引高の19%規模に拡大した。競合が対抗商品を投入し始める中でも、同分野ではバイナンスがなお優位を維持している。

要約

バイナンスは、ETF無期限先物の取引高が累計1160億ドルを突破し、同分野における市場シェアが立ち上げ時の18%から74%へ上昇したと明らかにした。バイナンス・リサーチによると、過去7カ月のETF無期限先物の取引高は月平均170%で拡大し、7月時点で仮想通貨取引所全体のTradFi無期限先物取引高の約19%、バイナンス自身のTradFi無期限先物取引の約30%を占めるまでになった。これらの契約では、証券口座を使わずに従来型ETFに対するポジションを24時間体制で取ることができ、足元の取引はSOXLやKORUなどの商品に集中している。7月には、バイナンス上のKORU無期限先物の取引高が161.6億ドルとなり、原資産ETFの108.9億ドルを上回った。バイナンスは現在、146のTradFi無期限先物ペアを提供しており、過去1カ月で35ペアを追加した。一方、Bybitは5月にEWY、QQQ、EWJに連動する商品でETF無期限先物市場に参入した。

用語解説
  • ETF無期限先物: ETFを直接購入せずに、従来型ETFへのエクスポージャーを得られる仮想通貨ベースの無期限契約。
  • 資金調達率: 無期限契約においてロングとショートのトレーダー間で定期的に支払われる費用で、契約価格を原資産市場に近づける役割を持つ。
  • TradFi無期限先物: 上場投資信託など、伝統金融資産に連動する仮想通貨の無期限デリバティブ。