LSEGリッパー、異常取引受け米投資適格債ファンドの資金フローデータを検証

LSEGリッパー、異常取引受け米投資適格債ファンドの資金フローデータを検証

単一ファンドの取引により、週間で71億ドルの流出、1日で82億ドルの流出が報告され、Lipperはその動きが資金移管か別の事務上の事象かを確認する間、当該ファンドをレポートから除外した。

要約

LSEGリッパーは、1つのファンドで異例に大きな取引が発生し、7月20日に週間純流出71億ドル、1日で82億ドルの資金流出が報告されたことを受け、米投資適格債ファンドの資金フローデータを検証している。リッパーは、同社の「短中期投資適格債」分類内で発生した大口フローが、より広範な債券データをゆがめたと説明し、その動きが実際の投資家償還ではなく資金移管または別の事務上の事象を反映したものかを判断する間、当該ファンドを現在の週間レポートから除外した。ロイターが引用したブルームバーグ・ニュースの報道によると、検証対象のファンドを除くと、7月22日終了週の米投資適格ファンドは15.4億ドルの純流入となった。

用語解説
  • 短中期投資適格債分類: 比較的格付けの高い、短期から中期の満期を持つ債券ポートフォリオを対象とするファンド分類。
  • 純流出: 新規投資家からの流入額を差し引いた後に、ファンドから引き揚げられた資金額。
  • 債券ユニバース: 資金フローデータで追跡される、より広範な債券ファンドや債務中心の投資商品の集合。