
イランとオマーンがテヘラン協議で安全通航を巡る進展を報告する中、国連は戦略的海上交通路に関する信頼醸成メカニズムについて、交戦当事者が合意すれば数週間以内に運用開始できるとしている。
国連は、紛争当事者が同意すればホルムズ海峡の安全な海上通航を回復するための信頼醸成メカニズムを数週間以内に展開できるとの見解を示した。一方、イランとオマーンは、7月24〜25日にテヘランで開いた協議で、安全通航に向けた原則と運用メカニズムを巡り一定の進展があったとしている。国連当局者は、この要衝での混乱がエネルギー価格と食料価格を押し上げ、食料安全保障上のリスクを高めていると警告した。テヘランは、米国との交渉は打ち切られたのではなく一時停止にすぎず、ホルムズ海峡問題を議題の最優先として再開し得ると説明している。イランは、海峡の航行条件に変化はないとする一方、通航管理を巡るワシントンとの対立と、6月の了解覚書を巡る争いは続いているとしている。