米国、30日以内にアリゾナ州ダグラスでメキシコ産牛の輸入再開へ

農務省は段階的な再開を8月24日にダグラスで開始し、メキシコが共同感染拡大防止計画の要件を満たせば、続いてニューメキシコ州の2つの港も再開するとした。

要約

農務省は、新大陸ラセンウジバエの発生に伴う閉鎖を受け、来月から南部の家畜港を段階的に再開すると発表した。アリゾナ州ダグラスの家畜港は8月24日に再開する予定で、ニューメキシコ州サンタテレサとコロンバスは、今回の発生への対応として採択された共同行動計画をメキシコが順守することを条件に続いて再開する。再開された港から入国するすべての動物は、ラセンウジバエ感染の兆候についてUSDAの完全検査を受ける。USDAによると、6月3日に今回の発生が初めて報告されて以降、米国内で確認された症例は42件に上り、金曜日時点でなお9件が継続中である。6月に31件、7月に11件が報告され、このうち1件はニューメキシコ州、残りはすべてテキサス州で確認された。CDCは今週、米国内の人間と動物に対するリスクは極めて低く、今回の発生に関連する人体寄生は報告されていないとしたが、中米とメキシコでは疾病負担がはるかに大きいと説明した。

用語解説
  • 新大陸ラセンウジバエ: 家畜や野生動物、まれに人にも影響を及ぼす寄生性のハエによる寄生症で、動物衛生管理や貿易制限の対象となる。
  • 共同行動計画: 国境を越えた取引を安全に再開できるかを当局が判断するために用いる、感染拡大抑制措置をまとめた協調的な計画。