クジラがHyperliquidでHYPEをステーキング、FalconXからの557,902トークンを含む

クジラがHyperliquidでHYPEをステーキング、FalconXからの557,902トークンを含む

大口のHYPEのステーキングとアンステーキングの動きが強まり、一部のトレーダーは売り圧力を警戒する一方、ETF関連のポジショニングやウォレットのローテーションを指摘する声も出ている。

HYPE

ファクトチェック
中核となる主張は、一次情報源であるLookonchainのX投稿によって直接裏付けられている。同投稿では、クジラがFalconXから557,902 $HYPE(約3287万ドル)を受け取り、全額をHyperliquidに預け入れてステーキングしたと報告しており、ウォレットアドレスとArkhamリンクも示されている。これは、Bitcoin.com News、BlockBeats(Lookonchainを引用)、U.Today(Whale Alert/Lookonchainを引用)によって独立に裏付けられている。Bitcoin.comは特に、主張で引用されたHYPEのステーキング総額約4億3600万ドルを確認している。すべての情報源は、数量、FalconXを経由した資金移動、そして2026年7月25日のステーキング実行について一致している。
要約

HyperliquidのHYPEトークンでは、ステーキング台帳の両側でクジラの大規模な動きが見られており、大口保有者が売却に備えているのか、単にエクスポージャーを組み替えているだけなのかを巡る不透明感が強まっている。FalconXからトークンを受け取った後、約3287万ドル相当の557,902 HYPEをHyperliquidでステーキングしたクジラが確認されたほか、Lookonchainは、同一主体に属するとみられる19のウォレットを通じて資金供給された、約1億7200万ドル相当の293万HYPEの別件のステーキングも報告した。トラッカーによると、このポジションは約9カ月前に1トークン平均44ドルで積み上げられており、現在価格ベースの含み益は約4450万ドルに達する。さらにその後、オンチェーンデータで約9カ月前にBybit経由でトークンを取得したことが示される8つのウォレットにまたがり、約8820万ドル相当の149万HYPEがステーキングされた。 一方、OnChain Lensは、単一主体が約8カ月後に2つのウォレットから約1億7010万ドル相当の292万HYPEをアンステーキングし、両ウォレットのステーキング契約内のHYPE残高がゼロになったと報告した。この動きは、大口保有者が売却準備を進めているとの憶測を呼んだが、HyperliquidコミュニティメンバーのGrenderen.hlは、カストディアンはETF運営のために流動性のあるトークンを必要とし、ステーキングされたHYPEはその用途に使えないとして、この動きはむしろETFのシーディングを反映している可能性があると述べた。同氏は、Grayscaleが申請書類を更新し、カストディ先をAnchorageに変更したのと同日に、約8800万ドル相当のHYPEがアンステーキングされた4月の類似事例を挙げた。 仮想通貨コメンテーターのJussyは、今後7日間で約4億ドル相当のHYPEがステーキングから離脱する予定だと推計している。このうち、Multicoin、Paradigm、Selini Capitalに関連するウォレットに結び付く500万超のHYPEが約3億2000万ドル相当に上るという。Multicoinは、自社のアンステーキングは売却ではなくウォレットのローテーションの一環だとしているが、ParadigmとSelini Capitalは同様の説明をしていない。Jussyはまた、以前にもアンステーキングの発表が市場を動揺させた際、約320万HYPEがアンステーキング待ち行列に入り、このうち約200万HYPEがMulticoinのウォレット・ローテーションに関連していた局面で、HYPEが15%下落したと指摘した。残るトークンが段階的に売却される場合でも、Hyperliquidが報告する日次140万ドルの買い戻しが圧力の一部を吸収し得るとも付け加えた。CoinMarketCapのデータによると、HYPEは57.65ドルで推移し、過去24時間で1.44%下落、過去1カ月では約9%下落し、約1カ月前に付けた過去最高値76ドルをなお約25%下回っている。

用語解説
  • ステーキング: ネットワークやプラットフォームにトークンを預け入れ、通常は運営を支えつつ報酬や手数料収入を得る仕組み。
  • ETFのシーディング: 上場投資信託の設定や立ち上げを支えるために資産を供給するプロセス。
  • wallet rotation: 必ずしも売却を目的とせず、運用上またはカストディ上の理由で資産をウォレット間で移動させること。