世界の株式時価総額、GDP比137%に到達し過去最高水準に接近

世界の株式時価総額、GDP比137%に到達し過去最高水準に接近

世界の株式市場の価値は今月、過去最高の166兆ドルに達し、米国が約77兆ドルを占めた。AI主導の上昇が、バリュエーションを2021年のミーム株相場時代の極端な水準へと押し上げた。

ファクトチェック
この主張は、2026年7月26日にThe Kobeissi Letterが投稿した内容にさかのぼる。見出しの主要数値は独立して裏付けられている。世界の株式時価総額が過去最高の166兆ドルに達したことは、2026年半ばの複数の情報源で確認でき、ある報告ではその数週間前の時点で時価総額の対GDP比がおよそ134%とされており、7月下旬の137%とも整合する。2026年の世界GDPは約121兆〜124兆ドルであるため、137%という比率は算術的にも妥当である(166/121≈137%)。バフェット指標やバリュエーションの過熱感を示す文脈、および2021年のミーム株との比較は、ロイターが裏付けている。2025年4月以降で40ポイント超上昇したことや、2008年以前のピークが正確に約120%だったという点は、主としてKobeissi独自の手法に依拠しており、独立した確認は取れていない。このため確度は高ではなく中程度だが、主張と矛盾する情報源は確認されていない。
要約

世界の株式時価総額は世界GDPの137%まで上昇し、広く注目されるこのバリュエーション指標は過去最高水準に迫っている。この比率は2025年4月以降で40ポイント上昇し、2021年のミーム株狂騒時に見られた水準へ回帰したほか、2008年以前に指摘されていた約120%のピークも上回った。世界の株式市場の価値は今月、過去最高の166兆ドルに達し、このうち米国が約77兆ドルと全体の約46%を占めた。コベイシー・レターは、AIが歴史的な上昇をけん引しているとし、資産価格が実体経済の生産をどれほど大きく上回ってきたかを浮き彫りにしていると述べた。

用語解説
  • 時価総額: 上場企業の発行済み株式の総価値。
  • GDP: 国内総生産。経済の生産規模を示す包括的な指標。
  • ミーム株狂騒: オンライン上の熱狂を背景に、個人投資家の売買が集中した銘柄が急騰した時期。