
7月9日の上場後、米国上場株はソウル上場株に対して上乗せで取引されていたが、半導体株安の中で7月27日に過去最安値へ下落した。上場に伴うドル売りは韓国ウォンを下支えした。
SKハイニックスの米国上場ADRは、7月9日の上場以来、同社のソウル上場株に対して上乗せでの取引が続いている。半導体株全体の下落局面でADRの値動きは不安定化し、公募価格の149ドルを下回った後もその傾向は続いた。ADRは7月27日、前日の143.02ドルでの終値の後、日中に139.01ドルまで下落した。これに先立つ報道では、ソウル上場株に対する上乗せ幅は16%から51%の範囲で推移し、7月25日時点でもなお約29%だったとされた。裁定取引を制約する逆転換の制限が、この上乗せ維持を後押しした。過去最大級の米国上場では約265億ドルを調達したと報じられた一方、市場には256億ドルが流入したとの別の報道もあった。これに伴うドル売りや輸出企業の為替転換、韓国株への海外勢の買い再開が重なり、ウォンは7月25日に1ドル=1458.5ウォンと、5月7日以来初めて1450ウォン台で引けた。