コインベースのエージェント向け製品は、ChatGPTやClaudeなどのAIアシスタントをユーザー口座に連携し、価格下落の閾値に基づく事前設定の仮想通貨取引やポートフォリオのリバランスを可能にする。
コインベースは、ETHが5%下落した後に購入するようAIエージェントに指示できるようになったと明らかにした。平易な自然言語の指示を、ユーザーが設定した条件の範囲内で同社システムが監視・執行するルールベースの指値注文に変換する機能である。 この機能は「Coinbase for Agents」の一部であり、ChatGPTやClaudeなどのアシスタントをコインベース口座に接続し、仮想通貨の取引や市場データへのアクセス、将来的には自律的な決済も可能にする。 コインベースの発表資料では、5%、10%、15%の市場下落に連動したより広範なリバランス指示にも言及しており、目標配分の例としてBTC 60%、ETH 20%、SOL 20%を示した。同社によれば、このシステムは機関投資家向けデスクを支えるものと同じWebSocketデータを使用し、エージェントによる決済は引き続き取引モニタリングとKYTチェックの対象となる。 この機能は、自動売買をエージェントの裁量的な意思決定ではなく、ユーザー定義の執行として位置づけるものだ。ただし、固定の下落トリガーは、注文成立後も価格下落が続く場合に利益を保証するものではない。