
このamendmentはバリデータ支持率85.71%に達し、約2日後に有効化される見通しで、5月27日のfixCleanup3_1_3リリースに始まったXRPLの広範なセキュリティおよび保守強化の一環である。
XRP Ledgerは、バリデータ支持率が85.71%に達したことを受け、7月29日にfixCleanup3_2_0 amendmentの有効化が近づいている。一方でコミュニティーは、xrpld 3.2.0に関連する不具合報告への対応を続けている。XRPScanのデータによると、このアップグレードが有効化されるまで残り約1日23時間であり、amendmentプロセスでは信頼されたバリデータの80%超の支持を2週間維持することが要件となる。 予定されている変更では、Single Asset Vaults、レンディングプロトコル、permissioned DEX(分散型取引所)、Multi-Purpose Tokens、permissioned domainsに影響する修正が導入される見込みである。これは、5月27日に有効化されたfixCleanup3_1_3に続くもので、同リリースにはNFT、Permissioned Domains、Vaults、レンディングプロトコルに関する修正が含まれていた。 今回の展開は、XRP Ledgerを巡るより広範なセキュリティ強化の流れにも合致する。Rippleは3月、脆弱性を継続的に調査するAI支援の専任レッドチームを立ち上げると表明した。XRPL 3.1.3はこの取り組みから生まれた初のセキュリティ専用リリースと位置付けられ、6月にクリーンアップおよび保守リリースとして公開されたバージョン3.2.0では、確認済みの発見事項に基づく追加修正、2年以上有効だったamendmentの廃止、fixCleanup3_2_0の導入が行われた。RippleXの開発者は、今後数週間でBatch、Confidential Transfers、Sponsored Fees and Reserves、Permission Delegation、Dynamic MPTsのamendmentを含むバージョン3.3.0が公開される見通しだとも述べている。 同時に、XRPLF GitHubに投稿された問題報告では、アップグレード後の性能低下、ネットワーク同期に入らずconnected状態のまま止まるノード、バリデータでの台帳データ取得の遅延、バリデータ公開鍵の不一致が指摘されている。XRP Ledger Explorerのデータでは以前、843ノード中499ノード(59.69%)がバージョン3.2.0を稼働し、303ノード(36.24%)がなお3.1.3を使用していた一方、バリデータの採用率は65.77%に達し、98のバリデータがアップグレード済みだった。