主要取引所のビットコイン現物取引高、2024年後半から75%超減少

CryptoQuantのアナリスト、Darkfost氏によると、バイナンスの7月の現物取引高は2024年11月の246億ドルから約35億ドルに減少し、Bybit、Coinbase、OKXも大幅な落ち込みを記録した。

BTC

要約

主要取引所におけるビットコインの現物取引高は2024年後半から75%超減少し、2023年の弱気相場終盤以来の低水準となった。中央集権型の仮想通貨取引所全体で活動が急速に冷え込んでいることを示している。CryptoQuantのアナリスト、Darkfost氏によると、バイナンスの7月の取引高は2024年11月の246億ドルから約35億ドルに減少した一方、Bybitは85%、Coinbaseは61%、OKXは67%それぞれ落ち込んだ。同氏はこの後退について、米国とイランの緊張激化、インフレを背景に金利が高止まりするとの懸念、さらに流動性が株式市場へ移ったことを要因に挙げた。Darkfost氏は、ビットコインが上昇トレンドに復帰するには、マクロ経済環境の変化と市場需要の回復が必要だと述べた。

用語解説
  • 現物取引高: デリバティブではなく、即時受け渡しで売買された資産の取引量。
  • 中央集権型の仮想通貨取引所: 企業が運営し、利用者の取引執行や資産の保管を担う取引プラットフォーム。
  • 流動性: 大きな価格変動を起こさずに資金が資産へ流入・流出しやすい度合い。