
ウォール街は今週、米連邦準備制度が金利を据え置くと引き続き見込んでいるが、インフレ率が3.5%前後にあることや先物市場の織り込みから、なお無視できない少数派は7月の利上げの可能性を見ている。
米連邦準備制度は今週、政策金利を据え置くとの見方がなお広く優勢である。ただ、インフレ率が中銀目標の2%を上回る3.5%前後にとどまっているため、投資家やウォール街のアナリストはなお一定の利上げ確率を見込んでいる。バンク・オブ・アメリカのAditya Bhave氏は、市場が7月の引き締めを約10ベーシスポイント織り込んでいると指摘した。CME FedWatchでは68.5%が据え置きを予想し、残る参加者は3.75%-4%への25ベーシスポイント利上げの可能性を織り込んでいる。これは、4分の1ポイントの利上げ確率が約36%とされていた従来の市場織り込みを更新する内容である。投資家はまた、今回の会合で金利が据え置かれても、インフレやその他の物価圧力を理由に追加引き締めの余地を残すシグナルを政策当局者が発するかどうかを注視している。