
PicSの2026年1月のIPOを巡る訴訟では、信用損失想定の厳格化、5億9000万レアルのステージ3への再分類、公募後の株価急落が争点となっている。
PicS N.V.は、2026年1月30日のIPOに関連して株式を購入した投資家を代表する証券集団訴訟に直面しており、筆頭原告への選任を求める期限は2026年8月4日である。訴状では、IPO前の信用評価手続き、引受審査データ、融資資産の質の動向を巡る問題について、PicSの募集資料に虚偽または誤解を招く記載や重要事項の不記載があったと主張している。訴えでは、PicSが2026年3月19日に予想信用損失の算定パラメーターを更新し、条件変更された不良債権エクスポージャーをステージ2からステージ3へ移す基準を厳格化した結果、約5億9000万レアルを再分類し、予想信用損失が8800万レアル増加したと開示した点を挙げている。あるリリースでは、株価が3月19日に3.56ドル(22.5%)下落して12.27ドルとなったとされ、別のリリースでは、その後9ドルを下回り、IPO価格19ドルを50%以上下回ったとしている。