Axis Robotics、Hack VC主導で1200万ドルのシード調達

Axis Robotics、Hack VC主導で1200万ドルのシード調達

Axis Roboticsはブロックチェーン基盤のロボティクス向けデータプラットフォームを拡大し、年内後半の新たなデータセット公開に向ける中、Pi Network Venturesが同ラウンドに参加した。

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ファクトチェック
信頼性の高い独立系の主要仮想通貨・テックメディアであるThe Blockは、Axis RoboticsがHack VC主導で1200万ドルのシードラウンドを調達したと報じており、この内容はBloomingbit、CryptoRank、BlockBeatsでも裏付けられている。各媒体はいずれも調達額を1200万ドル、主導投資家をHack VC、追加投資家をNomad Capital、Pi Network Ventures、10K Ventures、エンジェル投資家として報じている。すべての情報源は、10万人超のアクティブな参加者を擁するフィジカルAIのhuman-in-the-loop型データエンジンについても確認しており、主張と一致する。BlockBeatsは情報源としてThe Blockを明示的に引用している。矛盾する証拠は見当たらなかった。
要約

Axis Roboticsは、Hack VC主導で1200万ドルのシードラウンドを調達し、Pi Network Venturesもリード投資家として参加した。ロボティクス向けデータインフラとブロックチェーンベースのインセンティブ設計への関心拡大を映す案件である。サンフランシスコ拠点の同スタートアップは、Physical AI向けのhuman-in-the-loop型データエンジンを構築しており、現実世界で機械を動作させる訓練に必要な大規模かつ高品質なデータセット不足というロボティクスの中核的制約の解消を目指している。 2025年設立のAxisによると、同社のプラットフォームは、手続き型タスク生成、ブラウザベースの遠隔操作、モバイルの一人称データ収集アプリ、自動処理パイプラインを組み合わせ、参加者がロボティクス用ハードウエアを保有していなくても訓練データを生成できる仕組みである。承認された軌道データには、Coinbaseのレイヤー2ネットワークであるBase上に記録される固有のData IDが付与され、参加者には同社が「Train-to-Earn」と呼ぶモデルを通じて報酬が支払われる。 Axisによると、2026年3月に2回のテストを経てBase上で主力製品を立ち上げた。初期キャンペーンの一つでは3日間で1万件超の有効な軌道データを収集し、花への水やり作業を行う実機のFrankaアーム上で動作するポリシーを訓練した。その後のベータ版には2万人超のユーザーが参加し、10日間で47種類のタスクにまたがり約18万件の軌道データを生成したという。現在は、アクティブな参加者が10万人超、検証済み軌道データが20万件超、タスクカテゴリが90超、デジタル資産が2000超に達したとしている。 今回の調達資金は、手続き型生成機能の拡充と、参加者ネットワークの新地域への拡大に充てる。Axisは9月にSim Dataset V2、11月にDAggerのポストトレーニング用データセットを公開する計画で、有償パイロット案件の獲得と年間経常収益100万ドル超のランレート達成も目指す。今回の出資は、Pi Networkの1億ドル規模のベンチャー部門にとって、2025年のOpenMindによる2000万ドル調達ラウンドへの参加とCiDi Gamesへの戦略投資に続く、ロボティクス・AI関連の2件目の大型投資となる。

用語解説
  • Physical AI: ロボットを含め、現実世界の環境で認識・移動・作業を行うよう構築されたAIシステム。
  • teleoperation: 人間のオペレーターがロボットまたはシミュレーションロボットを遠隔操作すること。
  • DAgger: 初期導入後または模倣学習後に、人間の修正を用いてモデルを改善する訓練手法。