この製品群はUPS、HVDC、バッテリーバックアップユニット、系統側蓄電を網羅し、リチウムイオン電池とナトリウムイオン電池を組み合わせて人工知能データセンターの電力需要に対応する。
Highstarは2026年GGIIエネルギー貯蔵産業サミットで、人工知能データセンター向けのフルチェーン電池セルポートフォリオを発表した。計算負荷近傍のバックアップから系統側蓄電まで、3つの電力レイヤーを対象とする。製品はグレースペースのUPSおよびHVDCシステム、ホワイトスペースのBBU、上流側のエネルギー貯蔵をカバーする。AIワークロードの増加でラック密度と負荷変動性が高まるなか、より高速な応答、信頼性の高いバックアップ、熱制御、より長いライフサイクル性能への需要拡大を反映した構成である。グレースペース向けでは、UPSおよびHVDC用途の85Ah高レートリン酸鉄リチウム電池セルと、-40°Cから80°Cでの動作向けに設計した50Ahナトリウムイオン電池セルを打ち出した。ホワイトスペースのバッテリーバックアップユニット(ラック搭載型バックアップ電源モジュール)向けには、LFPおよび高ニッケルNMC化学系を用いた18650および21700規格のタブレス円筒形セルを提供する。系統側では、314Ahリチウムイオン電池セルと160Ahナトリウムイオン電池セルを採用する。Highstarによると、このアーキテクチャーは機器サプライヤー、システムインテグレーター、データセンター運営者にとって選定と統合を簡素化することを狙いとしており、共同検証や用途別開発も支援する。サミット期間中、同社は「2026 Global AIDC Power Supply Industry Development Blue Book」の発表にも参加し、「Top Benchmark in AIDC Energy Storage」を受賞した。