The9、9BITトークン評価益で四半期利益2300万ドルを計上

ナスダック上場企業の同社は、保有する仮想通貨の価値が約1億1000万ドルに達したとし、AIゲーム制作プラットフォーム「the9bit」の登録ユーザー数は800万人を突破したと明らかにした。

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要約

The9 Limitedは2026年3月31日までの3カ月間の純利益が2300万ドルとなったと発表した。2004年の新規株式公開以来で最も好調な四半期となり、デジタル資産関連の評価益が主な収益源となった。第1四半期の利益は主に14億2500万枚の9BITトークンの受領によるもので、KuCoin、MEXC、BingXを含むデジタル資産取引プラットフォームの観測可能な価格を用いて公正価値で評価したという。さらに2026年4月には追加で4億7500万枚の9BITトークンを受領しており、これは第2四半期の業績に計上される予定で、9BIT Foundationとの協力契約に基づく総配分は約19億枚となる。 同社は、BTCと9BITを含む仮想通貨保有額全体が、公表日時点の市場価格に基づき約1億1000万ドルだったとした一方、この数字は参考値にすぎず、実現可能価値と一致しない可能性があると注意を促した。仮想通貨主導の利益急増と並行して、The9は2025年8月に立ち上げたAI活用型ゲーム制作プラットフォーム「the9bit」の登録ユーザー数が800万人を超え、11万本超のゲーム制作が行われたと明らかにした。 The9はまた、the9bitをAIネイティブなゲーム向けオペレーティングシステムとして位置付ける計画も示した。複数のAIツールを統合・調整するオーケストレーション層を中核に据え、AIエージェント、基盤モデル、開発ワークフローを統合する構想である。同社によると、AIプロデューサーエージェントは自然言語のプロンプトを構造化された開発計画に変換し、制作工程全体にわたり60超の専門AIエージェントを指揮できる。プレイ可能なインタラクティブ体験は最短10分で制作できる設計という。取締役会は、発行済み株式の最大12%に相当する株式報酬を経営陣に付与できる長期インセンティブ制度も承認した。ただし、2026年の残る3四半期すべてで第1四半期を上回る四半期純利益を計上することが条件で、これに加えて複数年の権利確定条件と3年間のロックアップ期間が設けられている。

用語解説
  • 9BITトークン: The9のエコシステムに連動するデジタルトークン。
  • 公正価値: 現在の観測可能な市場価格に基づく資産価値。
  • AIエージェント: 自律的にタスクを実行するソフトウェアシステム。