フィンランドの2026年7月信頼感調査、消費者は横ばい・製造業は改善

消費者信頼感は-5.3で据え置かれ、2022年2月以来の高水準となったが平均は下回った。一方、製造業信頼感は7に上昇し、2022年6月以来の高水準で長期平均も上回った。

要約

フィンランドの2026年7月の信頼感指標はまちまちの内容となり、家計心理は横ばいだった一方で、産業部門のセンチメントは改善した。消費者信頼感指数は-5.3で据え置かれ、長期平均の-2.9を下回ったものの、指標が最後にプラス圏にあった2022年2月以来の高水準となった。今後12カ月の国民経済見通しは7.0から8.1へ上昇し、フィンランド経済に対する見方も-6.3から-4.7へ改善、家計の自らの家計状況に対する評価も-3.0から-2.2へ小幅に上向いた。一方で、高額商品の購入意欲は弱まり、失業見通しは悪化した。別の統計では、フィンランドの製造業信頼感指数が4から7へ上昇し、2022年6月以来の高水準で、長期平均の0を上回った。生産見通しの改善、設備稼働率の小幅な上昇、受注残高判断の安定、製品在庫の減少が支えとなった。

用語解説
  • 消費者信頼感指数: 家計の経済心理を測る調査指標
  • 製造業信頼感指数: 産業部門の景況感や活動見通しを測る調査指標
  • 耐久消費財: 自動車や家電など長期間使用できる家計向け製品