今回のテストネット展開では、HIP-3でビルダーが展開する無期限先物向けに、新たなStars機能とアドレスのホワイトリスト対応が示された。ただ、実装の重要な詳細やメインネット移行の道筋は確認されていない。
Hyperliquidのテストネットで、HIP-3 DEX(分散型取引所)向けに「Stars」と呼ばれる新機能が導入された。これにより、運営者は任意で取引アドレスのホワイトリストを利用でき、現時点では登録上限は10,000件である。承認されていないアドレスでも資金の入金やreduce-only注文は可能で、エクスポージャーの縮小はできる一方、新規ポジションを自由に建てることはできない。 今回の更新では、StarsとHIP-3 DEX(分散型取引所)のアドレスホワイトリスト対応を、テストネット配備向けのビルダーツールとして位置付けており、主な参照先は開発者向け資料とアプリ内告知となっている。Hyperliquidの文書では、HIP-3はビルダーが無期限先物市場を展開するためのフレームワークと説明されており、ホワイトリスト機構はテスト中や段階的展開時のアクセス制御に役立つ可能性がある。 コミュニティでは、この仕組みにより、トークン化株式や実物資産(RWA)、機関投資家向け指数、そのほか規制対象商品のようなKYC(顧客身元確認)制限付き市場の実現が可能になるとの見方が示された。もっとも、本番導入の時期やより詳細な技術パラメーターは確認されていない。