製鉄所の設備メンテナンスと溶銑生産の減少が相場を圧迫する中、投資家は景気刺激策の可能性を探る政治局会議に注目した。
鉄鉱石先物は1トン当たり750人民元を下回り、中国で季節的に需要が弱まる中、製鉄所の利幅縮小が引き続き市場心理の重荷となり、下落基調が続いた。複数の中国鉄鋼メーカーが生産設備のメンテナンスを開始したことを受け、原材料需要は軟化した。業界データによると、鉄鉱石消費の重要指標である1日当たり平均溶銑生産量は7月23日時点で238万トンと3週連続で減少し、4月3日以来の低水準となった。投資家はまた、景気を下支えし得る刺激策が打ち出される可能性を見極めるため、今後開催される政治局会議を注視している。別件では、フォーテスキューのアンドリュー・フォレスト会長が、供給交渉の長期化で中国政府支援の鉄鉱石買い手からの圧力が強まる中、中国とオーストラリアに公正な交渉を行うよう求めた。