
MiCAの移行期間終了後、バイナンスのPlayストアでの提供状況はEU市場ごとに異なっており、スペインではAndroidアプリの掲載が確認できない一方、ポーランドでは引き続き表示されている。
欧州連合(EU)の仮想通貨市場規則「MiCA」の移行期間が7月1日に終了したことを受け、一部のEU加盟国ではGoogle PlayストアでバイナンスのAndroidアプリが利用できなくなっている。ただし、この制限はEU全域で一律には適用されていないようだ。スペインの利用者はアプリを見つけられない一方、ポーランドではGoogle Play上で引き続き表示されている。先週にはOKX EuropeのCEOであるErald Ghoos氏がXへの投稿で、移行期間終了後のMiCAライセンス要件が削除の理由に関連しているとの見方を示した。バイナンスは6月下旬にギリシャでMiCAライセンス申請を取り下げて以降、承認済みのMiCAライセンスを取得していない。また、一部のEU利用者には、特定の制限対象サービスについて出金のみ利用可能になると通知していた。今回の事例は、MiCAの執行がライセンスの有無だけでなく実際の市場アクセスにも影響を及ぼし始めていることを浮き彫りにしており、アプリストアでの配信や利用者獲得が規制上の認可と一段と強く結び付いていることを示している。