MiCA移行期間終了で打撃、欧州の一部でGoogle Playからバイナンスのアプリ削除

MiCA移行期間終了で打撃、欧州の一部でGoogle Playからバイナンスのアプリ削除

MiCAの移行期間終了後、バイナンスのPlayストアでの提供状況はEU市場ごとに異なっており、スペインではAndroidアプリの掲載が確認できない一方、ポーランドでは引き続き表示されている。

ファクトチェック
中核となる主張は、2026年7月27日付の複数の独立した報道によって裏付けられている。Cointelegraphの記事「Binance App Removed From Google Play in Some EU Countries」は、スペインではAndroid向けの掲載が表示されない一方、ポーランドでは引き続き表示されているという主張の特徴的な細部を直接裏付けており、バイナンスが7月1日の期限前にギリシャでの申請を取り下げたことを踏まえ、この変更をMiCAの認可対応に起因するものとしている。CoinNessとCryptoNewsも、削除の事実とMiCAを巡る文脈を独立して確認している。二次情報源における「reportedly(報じられている)」といった表現は、国ごとの正確な提供状況に関してわずかな不確実性を残すものの、主張全体は十分に裏付けられている。
要約

欧州連合(EU)の仮想通貨市場規則「MiCA」の移行期間が7月1日に終了したことを受け、一部のEU加盟国ではGoogle PlayストアでバイナンスのAndroidアプリが利用できなくなっている。ただし、この制限はEU全域で一律には適用されていないようだ。スペインの利用者はアプリを見つけられない一方、ポーランドではGoogle Play上で引き続き表示されている。先週にはOKX EuropeのCEOであるErald Ghoos氏がXへの投稿で、移行期間終了後のMiCAライセンス要件が削除の理由に関連しているとの見方を示した。バイナンスは6月下旬にギリシャでMiCAライセンス申請を取り下げて以降、承認済みのMiCAライセンスを取得していない。また、一部のEU利用者には、特定の制限対象サービスについて出金のみ利用可能になると通知していた。今回の事例は、MiCAの執行がライセンスの有無だけでなく実際の市場アクセスにも影響を及ぼし始めていることを浮き彫りにしており、アプリストアでの配信や利用者獲得が規制上の認可と一段と強く結び付いていることを示している。

用語解説
  • MiCA: 暗号資産および関連サービスプロバイダーを対象とする欧州連合(EU)の規制枠組み。
  • passporting regime: 1つのEU加盟国でライセンスを取得した企業が、EU全域でサービスを提供できる制度。
  • MiCA license: MiCAの下で暗号資産サービスプロバイダーがEU全域で事業を行うために必要な認可。