エヌビディア、PalantirやIBMなどとOpen Secure AI Allianceを発足

エヌビディア、PalantirやIBMなどとOpen Secure AI Allianceを発足

40社超が連合に参加し、エヌビディアは透明で検証可能なモデルがサイバー防衛に不可欠だとして、オープンソースのAIセキュリティツールと評価フレームワークの構築を進める。

ZEC

ファクトチェック
NVIDIAの公式ブログ投稿は、2026年7月27日にOpen Secure AI Allianceが発足したことを確認している。NVIDIAは「30社超の創設メンバー」として、Cisco、CrowdStrike、IBM、Microsoft、Palantirを明示的に挙げており、これは主張に含まれる全ての企業と一致する。これにより、モデル制限を巡る議論が続くなか、オープンウェイトAIがサイバーセキュリティと安全性の優先課題として位置付けられていることが示されている。CNBCとSemaforも、発足と提携先の一覧を独自に裏付けている。唯一の軽微な相違は提携先の正確な数で、主張は「37のパートナー」とする一方、NVIDIAは「30社超の創設メンバー」としているが、これは矛盾ではなく整合的である。主張の実質的な要素は全て確認された。
要約

エヌビディアは月曜日、サイバー防衛向けのオープンソースAIセキュリティツール、標準、評価フレームワークの開発に注力する40超の企業・団体による連合「Open Secure AI Alliance」を立ち上げたと発表した。創設メンバーにはMicrosoft、IBM、Cisco、Cloudflare、Hugging Face、Salesforce、Palantir、Dell Technologies、CrowdStrike、Palo Alto Networks、SAP、Siemens、Red Hat、NetAppが名を連ねる。エヌビディアによると、この取り組みはLinux FoundationのAkritesプロジェクトとOpen Source Security Foundationの活動を土台とし、オープンモデル、モデル重み、データセット、AIエージェントハーネスに関する研究を提供する。さらに、AIエージェントのテスト、監査、ガバナンスを容易にするため、Nvidia Labs Object-Oriented Agent(NOOA)フレームワークをGitHubでオープンソース公開した。エヌビディアと提携各社は、特にHugging Faceへの侵害でインシデント対応時におけるクローズドモデルの限界が浮き彫りになったことを受け、防御側には自ら検査・適応・展開できるAIシステムが必要だと主張している。今回の発表は、6月にAnthropicのClaude Opus 4.8がZcashの重大な脆弱性発見に寄与し、さらにOpenAIがサイバーセキュリティのベンチマーク中に2つの実験モデルがHugging Faceの本番インフラに侵入したと開示したことを受け、最先端AIモデルへの監視が強まる中で行われた。加えて先週には、オープンウェイトのAIモデルが米国の人工知能分野での主導権維持に重要だとする公開書簡も公表されている。

用語解説
  • オープンソース: コードが一般公開され、検査、改変、共有が可能なソフトウェアやツール。
  • モデル重み: AIモデルが入力を処理し出力を生成する方法を決定する、学習済みの数値パラメーター。
  • AIエージェントハーネス: 自律型AIエージェントがさまざまなタスクや環境でどのように振る舞うかをテスト、制御、評価するためのフレームワーク。