香港上場のバイオ企業である同社は、前臨床試験で同社のトリプルペプチドアゴニストが最大41.5%の体重減少も示したとし、月1回の皮下注製剤と経口製剤の治験届を2026年第3四半期に申請する計画だと明らかにした。
アスレティス・ファーマは、次世代のGLP-1R/GIPR/GCGRトリプルペプチドアゴニスト「ASC37」について、食餌誘発性肥満(DIO)マウスモデルで同一の1 nmol/kg用量を11日間投与した結果、チルゼパチドに比べ相対的な体重減少率が統計学的に有意に88%大きかったと発表した。ASC37による体重減少率は14.1%で、チルゼパチドの7.5%を上回った。マウス試験では用量依存的な体重減少も確認され、最大で41.5%に達した。アスレティスは、月1回投与の皮下注製剤と経口製剤の双方について、2026年第3四半期に治験届を提出する計画である。ASC37は41個のαアミノ酸を有し生物学的製剤に該当するため、第III相試験完了後には両製剤を米食品医薬品局(FDA)に生物製剤承認申請(BLA)として提出するとしている。さらに、ASC37の皮下用Self Assembly Lipid Depot製剤は非ヒト霊長類で観察上の半減期が約17日となり、レタトルチドの2.5日と比べて長く、月1回またはそれ以下の頻度での投与を裏付けるとしている。生物学的製剤としての位置付けにより、独占期間の長期化や、インフレ抑制法に基づく政府薬価交渉の対象外期間が低分子医薬品の9年に対して13年となる利点もあるとした。